漏電はさまざまな原因で引き起こされるため、何が原因で漏電しているのかわからないとお困りの方も多いでしょう。
しかし、むやみに漏電の原因を探ろうとすると感電の危険性もあるため注意が必要です。
そこで今回は、漏電の原因について解説します。
▼漏電の原因
■水濡れ
コンセントや配線に水が触れると、漏電を起こす可能性があります。
水回りで使用する家電や設備の場合は、防水性能が備わった素材で絶縁体が覆われています。
しかし、年月とともに防水性能が落ちていくと漏電しやすくなるのです。
■経年劣化
絶縁体・電源プラグ・コードなどは年月とともに劣化していき、電気が漏れやすくなります。
長年使用している家電や設備などは、正常に動作していても劣化している可能性があるため定期的な点検が必要です。
■コードの破損
コンセントと電化製品を繋ぐコードが破損すると、電気が漏れる恐れがあります。
コードを折り曲げて使っていると破損しやすいため、注意しましょう。
また、害獣によってコードがかじられるケースもあるため、普段見えない場所にあるコードはこまめに確認することが大切です。
■塩害
屋外の場合は、塩害によってケーブルが腐食して漏電を起こす可能性があります。
屋外に設置されているケーブルは防水性に優れているため、雨などで漏電を起こすことはほとんどありません。
しかし、塩分には強くないため沿岸部の住宅は塩害にも注意する必要があります。
▼まとめ
漏電の原因は主に以下の4つです。
・水濡れ
・経年劣化
・コードの破損
・塩害
漏電が考えられる場合は無理に原因を探ろうとせず、早めに業者に相談しましょう。
当社は電気に関するご相談を柔軟に受け付けておりますので、お困りの際は気軽にお問い合わせください。